北海道旅行 5日目 (2019年 3月12日)
「集いし星が新たな力を呼び起こす!光さす道となれ!」コース
苫小牧 757発
827着
鵡川 835発
1023着
静内 1033発
1225着
様似 1400発
↓ JR北海道バス 日勝線 広尾行き
1550着
広尾 1622発
↓ 十勝バス 帯広バスターミナル行き
1846着
帯広
鉄道乗車時間30分の鉄道旅行とは……
ちなみに、JR北海道系列のバスは北海道フリーパスで乗れるので、まぁ鉄道旅行としては許容範囲。十勝バスはきちんと金を要求されますので。
日高本線はかつては日本有数の盲腸路線で乗り鉄には有名でした。しかし、度重なる自然災害により、苫小牧〜鵡川間しか鉄道運行できない状態です。復旧にも多額の費用がかかるため、割に合わず放置されているのです。画像は後ほど。
苫小牧駅では、様似行きが参りますのアナウンスがあります。鉄道では鵡川行きとなっていますが、バスはきちんとアクセスしてくれるので、様似まで行けます。バスも律儀に日高東別以外の駅のそばに停まってくれました。
鉄道運行区間には地震被害の大きかった厚真町を含んでいたりもしています。あの時日高本線は大丈夫だったのかどうか気にはなっていたのですが。その影響で今でも徐行運転をしていました。
それとは別に高潮や台風で線路がめちゃくちゃになってしまっているのが鵡川から先の区間。
線路壊れているの分かりますかね?
常時この海との近さですから、とても景色のいい路線ではあるのですけど、波の被害を受けやすいのです。波の対策が進んでいないあたりもう復興は望めないかと思われます。
余談ですが、新冠で降りていった鉄道ファン二人は、北海道ご当地切符を集めていたそうで、そこで初めてご当地切符の存在を知りました。鉄道が走っている市町村の代表駅(中心駅とは限らない)で一枚170円で売ってます。面白い企画ですので、宣伝しておきます。小沢、小幌、新十津川などなど行きがいがありますね。
様似駅前は思ったより店が多いといった印象。
浦河の方が町としては大きかったかな。
次に乗るのは日勝線。日高〜十勝です。国鉄が当初路線を引く予定してバスを走らせた後に鉄道案が消滅した歴史があります。
途中で襟裳岬を通るのですが、ビデオで撮影したため、ここには貼れないのです。
室戸岬を通った時を思い出しました。あのぐるっと引き返す感じがいいですね。
本当は降りてみたかったのですが、例の如く最終便でして。
そして、広尾着。某日比谷線の駅ではありません。
ここから国鉄広尾線という路線が帯広まで伸びていました。調べてみると、1987年に廃止となったみたいですね。愛国、幸福と言えば分かる人もいるかもしれません。
忠類というバス停近くに旧国鉄広尾線鉄道資料館がありますので、興味があれば。
広尾にもちょっと前まで広尾線の備品が展示されていたりしたのですが、撤去されてしまいました。この写真は縮小化した時のです。
こうして、苫小牧〜帯広までの国鉄が描いた鉄路をバスによって開通させることができました。北海道には他にもこんなルートが存在しますので、昔の路線図眺めてみるのも面白いです。
旅行も終盤。次は再び不通区間に行きます。